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2vs1の練習をする本当の意味
こんにちは。
マイケルです。
今回のブログでは、今月のトレーニングのテーマ「攻撃の数的優位」にまつわる練習をする「意味」について、ご説明していきます!
今スクールでは、いわゆる「2vs1」のトレーニングに注力しています。
「2vs1」「数的優位」などのキーワードでインターネットで検索すると、
・トレーニングの進め方
・練習のポイント
などの項目に絞って、解説しているサイトがいくつも出てきますね。
ですが今回は、その一歩手間の根本的な「2vs1を練習をする意味」について、2つの側面から、お話します。
1⃣なぜ、「2vs1」の練習をするのか。
ずばり「判断力を養う」ためです。
改めてご説明すると、が「2vs1」とは
・攻撃側が2人、守備側が1人
・攻撃側が守備側に取られないようにボールを運ぶ。
という練習です。
攻撃側の最終目的はゴール。
突き詰めると「2vs1」とはチームが得点を決めるために、
「今自分は何をしたらいいか?」
を考える練習なのです。
ボールを持っている選手の選択肢は、
- 縦に突破
- フリーの仲間にパスを出す
の2つ。
自分が突破するか?パスを出すか?
シンプルな2択ですが、この選択の「判断基準を自分の中に叩き込む」ことが大事なのです。
相手(つまり守備の選手)が、
・どういう動きをしているか
・どこに立っているのか
・どこに動こうとしているのか
を見極めて、突破かパスかを選ぶ。
単純なようですが、これがなかなか難しい。逆に言うと、この判断を間違えないようになれば、選手としての、底力が付いてくるのです。
2⃣フットサルスクールで、「2vs1」に注力する理由
フットサルをやることで、サッカーがうまくなる理由について。
一般的な方のイメージは、とにかく
足元の技術が向上する
だと思います。
確かに、そうなのですが、足元技術の向上と同等、あるいはそれ以上に有効なのが、判断力を養えるという点です。
フットサルは、
・コートが狭い
・チームの人数が少ない
・攻守の切り替えが一瞬で変わる
・ボールを奪った後の、ゴールまでの距離が短い
サッカーと比較して、判断を迫られる数がとにかく多い。
判断を迫られる数が多ければ多いほど、正しい判断ができるようになってくる
というわけです。
フットサルは、とにかくコートが狭いため、1つの判断ミスが致命傷になることがあります。選手には「適切な判断」が強く求められます。
だから、フットサルスクールでは、判断力を養える「2vs1」の練習に注力するのです。
2vs1の練習をある程度こなしたら、次は、人数を増やして、3vs2の練習に取り組むと良いのですが、その話は改めて。
「2vs1」の練習をする意味、伝わったでしょうか?
ご質問などがあれば、いつでもマイケルにお声かけください!