サッカーで飯を食う!
『海外トライアル』特にヨーロッパトライアルチャレンジを念頭に起き、個人のキャリアに力を入れプレイすることを考える育成。
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現地に行って初めてわかること(ポーランド)
岩崎です。
寒いですね。この寒さでふと、ポーランドのことを思い出したので、その時のことを。
僕はかつて、ポーランドの2つのクラブでトレーニングに参加したことがあります。
ワルシャワ・ショパン空港に着くと、至るところに音楽の音符のマークがあった記憶があります。ちなみに空港の名前はポーランド出身の音楽家ショパンにちなんでとのこと。
すごく寒くて、バルト3国にどこか似たような雰囲気でしたが、ポーランドの方が都会な感じでした。年間の平均気温は、7℃~10℃。10月には雪が降ることもあるそうです。
クラブハウスに到着し挨拶をしましたが、基本的には簡素な握手での挨拶のみ。新しく来た人に気を配ってくれるということはありませんでした。
マイナスの気温の中でトレーニングをするので、どれだけ身体を動かしても、なかなか汗を流すというレベルにたどりつきません。ということで、僕が彼らとコミュニケーションをとる場所は、ピッチというよりクラブハウス内にあるサウナの中でした。
ポーランド人は、バルト3国のように基本的に身体が大きい選手が多く、パワープレーをするイメージでしたが、実際のサッカーは意外にもポゼッションサッカー(ボールを保持し続けるサッカー)。
ポーランドでは、日本人でも数名の選手が活躍しましたが、その多くは攻撃的な工夫ができる選手です。なぜ彼らが活躍出来たのかポーランドに行ってわかった気がしました。
僕はそのクラブとは契約する事はなく(タイのクラブに練習参加に移った為)、ポーランドからは帰国することに決めました。僕自身はポーランドという国で活動することを選びませんでしたが、日本人選手が外に出て行く際に、ステップアップに使える良い国の1つだと思っています。
※こちらのコラムは、マレーシアのフリーペーパーMタウンに掲載されていたコラムの一部編集したものです