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『海外トライアル』特にヨーロッパトライアルチャレンジを念頭に起き、個人のキャリアに力を入れプレイすることを考える育成。
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中学生が、社会人と一緒にトレーニングをする意味
こんにちは。マイケルです。
今回は、タイトルの通り「中学生が、社会人と一緒にトレーニングをする意味」についてのお話。3回に分けてお伝えしていく予定です。
先日、弊社スクールのInstagramでもご報告したのですが、スクールに所属する中学生が、サッカーの名門静岡学園高等学校の練習に参加してきました。
参加した選手は、中学3年生。
参加した練習は、高校生Bチーム。
この頃の1学年差は、大きいです。
特に、今回練習参加した選手は、体格に恵まれているという選手ではなかったので、傍から見ていても、体格差は歴然。プレーする本人にも恐怖心があるのではと、少し心配でした。
でも
結果、その心配は杞憂に終わりました。
練習を終えたその選手の感想は
「自分で思っていた以上にいけた」
というものでした。
もちろん、自分の課題を強く痛感するという部分もあったのですが(課題の詳細は、彼自身の課題なので、ここでは割愛します)
何より、決して身体が大きくない彼が、Bチームとは言え強豪校の高校生相手に、手応えを感じられた
という事実が、とても重要なポイントです。
では、彼がどうして高校生相手にひるまずに、果敢にプレーができたのか?
その答は、V.M.E.Cの環境にあります。
彼は中学生ですが、普段から弊社の社会人チームに所属する選手と共に、トレーニングをしています。
はっきり言ってこれは、「これから強くなりたい選手」にとっては、大きなアドバンテージです。
人は、周りの環境に影響されます。
意識していなくても、絶対に影響を受けるんです。
つまり、いつも自分以上のレベルの選手に囲まれていると
自分のレベルも引っ張られて、どんどんレベルが上がっていくのです。
傍から見て明らかに体格差のある選手と共にプレーして
「いける」
と思えること。
これは、どんなにお金を積んでも、得られることではありません。
経験を積んで、周りのレベルの高い選手から刺激を受けて。何より、1年後3年後の自分をリアルに想像できるロールモデルを持つことで、やっと得られるものなのです。
1年半前の彼を思い出すと、今とは別人です。
身体も、顔つきも、考え方も。
もちろんプレーも。
うまくなりたいなら環境は大事だと、改めて感じたできごとでした。
今回は、彼が社会人とトレーニングをすることで得られたことを、主にメンタル部分でお伝えしましたが、次回は、技術的な部分でお話していきます。