サッカーで飯を食う!
『海外トライアル』特にヨーロッパトライアルチャレンジを念頭に起き、個人のキャリアに力を入れプレイすることを考える育成。
プロサッカー選手になる夢をサポートします。


スピード・思考力・インテンシティの差を埋めろ
こんにちは。マイケルです。
前回のブログでは、中学生が、社会人と一緒にトレーニングをする意味について、主にメンタルの部分からお伝えしました。
今回は、技術の面でお話です。
弊社の中学生選手は、フットサルトレーニングも社会人選手と共に取り組んでいます。
フットサルでは、サッカーと比較して相手との距離が非常に近いことから、
1)プレー
2)思考
の2つの面で「スピード」がより要求されます。
当然ながらこの両面で、中学生選手は社会人選手に比べて、未熟な点があります。従って、一緒にボールトレーニングをしていても、勝てるわけではありません。
しかし、それは逆にいうと「伸びしろだらけ」の選手に社会人選手という高いレベルの刺激
を与えることになるのです。
コーチから「遅い!」と指摘されるよりも
「こんなに早いんだ!」という驚き
「ここまで早くできるんだ!」という実感
を身をもって知ること。
これが、中学生選手の成長を促していきます。
足元のスキルについても然り。
テクニックというのは、繰り返すことで向上する側面もあるので、ただひたすら地道に取り組むことも、確かに有効ではあります。
しかし、同じレベルの選手と練習するよりも、明らかに今の自分より高いレベルの中に身を置いて練習することで、上達のスピードが変わってきます。
インテンシティについても同様。
中学生と社会人では、明らかな差があります。
でも、格上の相手に向かって立ち向かうこと、ぶつかっていく経験を積むことで、自分の感覚を掴んでいくことが大切なのです。
中学生・高校生というのは、身体が大きく変化する時期でもあり、自分の感覚をつくるのが難しい時期。だからこそ、無限の可能性を秘めた時期でもあります。
この時期に、
・いかに成長スピードを速くしていくのか
・いかに成長角度をあげていくのか
重要なことではありますが、選手自身がこれらを意識するのは難しいところ。
だからV.M.E.Cでは、中学生が意識せずとも、成長スピード・角度を上げていけるように、中学生と社会人が一緒にトレーニングをしているのです。